スーパーコンピューターシステム 一式
基本情報
- 調達機関および所在地
- 文部科学省 (東京都)
- 公示日
- 2003年10月01日
- 公示の種類
- 資料提供招請に関する公表
- 機関名詳細および所在地詳細
- 東京大学事務局長 上杉 道世
詳細情報
次のとおり物品の導入を予定していますので、当該導入に関して資料等の提
供を招請します。
平成 15 年 10 月1日
東京大学事務局長 上杉 道世
◎調達機関番号 016 ◎所在地番号 13
○第 38 号
1 調達内容
(1) 品目分類番号 14
(2) 導入計画物品及び数量
スーパーコンピューターシステム 一式
(3) 調達方法 借入
(4) 導入目的
物性研究所のスーパーコンピュータシステムは、物性理論研究のための
大型研究設備として全国共同利用に供されてきた。今回の調達は、計算手法が
多様化している多数の物性研究者のニーズを踏まえ、それぞれに特化した性能
を持つ以下の計算サーバを導入する。
・ノード単体性能が特に高い「密結合型計算サーバ」
・高いCPUの総処理能力およびネットワーク性能を兼ね備えた「HPC
計算サーバ」
・総処理能力が特に高い「高並列型計算サーバ」
(5) 導入予定時期
平成16年度第4・四半期以降
(6) 調達に必要とされる基本的な要求要件
A 現在物性研究所は、system A(ベクトル型並列コンピュータ
)及びsystem B(スカラー型並列コンピュータ)から成るスーパーコ
ンピュータを有している。今回導入するシステムは「(4)導入目的」に述べ
た3つのタイプ、密結合型計算サーバ、HPC計算サーバ、高並列型計算サー
バの計算を独立かつ同時に遂行できる計算サーバである。計算サーバの性能評
価はベンチマークテストで行う。総並列演算性能及びノード単体性能は、密結
合型計算サーバ、HPC計算サーバに対しては、第一原理計算や強相関電子系
計算など、高並列型計算サーバに対しては、モンテカルロ計算を中心とする応
用計算を実施し、その実行時間に基づき算出する。
B 密結合型計算サーバは、ノード単体性能が現有のsystem Aの
それに比べ10倍以上であるノードで構成され、総並列演算性能が現有のsy
stem Aに比べて8倍以上であり、2TB以上の主記憶と6TB以上の磁
気ディスクを有すること。なお、ノードは、直接参照可能な主記憶を共有する
複数のCPUから構成されるコンピュータシステムと定義する。
C HPC計算サーバは、各CPUが超高速なinterconnect
を介して通信でき、総並列演算性能が現有のsystem Bに比べて6倍以
上であり、1TB以上の主記憶、3TB以上の磁気ディスクを有すること。た
だし、このシステムを構成するノードは、各CPUの最大演算性能が現有のs
ystem Bのそれに比べて5倍以上であり、十分なメモリバンド幅を有す
ること。
D 高並列型計算サーバは、最大演算性能2GFlops以上かつ主記憶
容量4GB以上のCPUで構成され、総並列演算性能が現有のsystem
Bに比べて8倍以上、かつ主記憶の総量が2TB以上であること。互いに間接
的な参照が可能な主記憶を有する1台以上の同一の性能を持つCPUから構成
されるクラスタから成ること。ノード毎またはクラスタ毎に共有される総量3
TB以上の高速な磁気ディスク、およびサーバで共有される1TB以上の磁気
ディスクを有すること。なお、システムの安定性やデータ転送速度が最適にな
るようにクラスタが構成されていること。
E 密結合型計算サーバ、HPC計算サーバ、高並列型計算サーバの各シ
ステムのいずれかの組み合わせが同一機種のハードウェアで統合されていても
よい。
F CPU時間、利用ノード数、ファイル利用量の効率的な資源管理がで
きること。
G オペレーティングシステムはUNIXに準拠すること。
H システムの性能を最大限に引き出すことができ、かつOpenMP及
びMPIに準拠した、FORTRAN、C、C++の処理系と対応する科学技
術ライブラリ及び通信ライブラリを有すること。科学技術ライブラリはBLA
S、LAPACK、FFT及びその他の指定された線形演算ライブラリ群を含
むこと。また、対話的なプログラムとライブラリのbuildが可能であるこ
と。
I システムの導入、移行、運用、管理、保守ならびにユーザの教育支援
を全面的に支援、協力すること。
J ソフトウエアおよびコンパイラの不具合等については速やかに修正す
ること。また、常に最新の版のものに更新することが望ましい。
K セキュリティー対策及びウイルス対策が十分に施されており、セキュ
リティー・ホールに関しては速やかにパッチをあてるなどの対策を施すこと。
L 本システムのハードウエアに関しては、信頼性が高く、安定した保守
・支援体制を有し、3ヶ月以上の安定した連続運転が可能であること。また、
障害をソフトウエアにより検知ないしは予見することができ、障害箇所を除外
した運用に速やかに移行できること。また、ファイルシステムのデータが失わ
れないように適切な対策をとること。
M 計算機室の所在地の電力供給事情を十分に考慮に入れた瞬時停電対策
が施されていること。
N 現有の計算機室の電源容量は400KVA、空調の冷却能力は90万
kJ/hである。設置面積・設置形状・耐床面荷重が現有の計算機室に収まる
ものであること。冷却水が必要な場合、十分な信頼性を持った冷却水製造装置
を用意すること。
2 資料及びコメントの提供方法 上記1(2)の物品に関する一般的な参考
資料及び同(6)の要求要件等に関するコメント並びに提供可能なライブラリ
ーに関する資料等の提供を招請する。
(1) 資料等の提供期限 平成15年12月8日 (2003年12月8日)17時00分(郵送の場
合は必着のこと。)
(2) 提供先 〒277―8581柏市柏の葉5―1―5 📍 東京大学柏
地区事務部経理課用度第二掛 西永 岩文 電話04―7136―3211
3 説明書の交付 本公表に基づき応募する供給者に対して導入説明書を交付
する。
(1) 交付期間 平成15年10月1日 (2003年10月1日)から平成15年12月8日 (2003年12月8日)まで。
(2) 交付場所 上記2(2)に同じ。
4 説明会の開催 本公表に基づく導入説明会を開催する。
(1) 開催日時 平成15年10月21日 (2003年10月21日)14時00分
(2) 開催場所 東京大学物性研究所第1会議室
5 その他 この導入計画の詳細は導入説明書による。なお、本公表内容は予
定であり、変更することがあり得る。